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安全に関する取り組み状況と今後の計画

1.利用者の皆様へ

 日頃は、小室山観光リフトをご利用いただき、誠にありがとうございます。
弊社は、路線バス事業を中核とした事業体であり、経営理念の第一に“安全の確保”を掲げ、快適な輸送・良質のサービスを提供することが、運輸事業に携わる会社として最も重要な責務であると考えております。これらを踏まえ、社訓にも「安全の最優先・快適な輸送・社会的信用の向上」を取り入れ、役員をはじめ全社員が安全の重要性を強く認識し、法令の遵守とともに安全輸送に向け、日々業務に取り組んでおります。
弊社では、2006年に制定した「安全管理規程」に基づき、社内における安全風土・文化の構築と定着および安全管理体制の強化・維持を図り、“安全の確保”に関するさまざまな取り組みを推進しております。
本報告書は、鉄道事業法第19条の四に基づき、弊社索道事業における輸送の安全確保に関する取り組みや安全の実態について自ら振り返るとともに、ご利用の皆様に広くご理解いただくために公表するものです。皆様からの声を輸送の安全に役立てたく、是非とも積極的なご意見を頂戴できれば幸いでございます。
 
2018年6月
東海自動車株式会社
(小室山観光リフト)
取締役社長 早 川 弘 之
2.基本方針と安全目標
(1) 基本方針

 弊社の経営理念の第一は“安全の確保”です。「安全基本方針」を次のように掲げ、役員が強力なリーダーシップとコミットメントにより、社員への周知徹底と安全管理体制の確立を図っております。
安全基本方針
(2) 安全目標

 索道輸送安全目標は次表のとおりです。2017年度につきましては、残念ながら索道人身事故が1件発生しました。この事故を受け改善策を検討し、3.(1)に掲げた対策を講じました。引き続き無事故に向けて取り組む所存です。

区分 項目 内容
定量的
な目標
設備不具合による事故 乗客の死亡を伴う事故を発生させない
人身障害事故 事故を発生させない
3.事故等の発生状況とその再発防止措置
(1) 索道運転事故(索道人身障害事故)

①事故件数 1件
②発生状況 山頂駅において乗客が降車時に転倒する事故
③発生理由 係員の降車案内が伝わらず適切な降車ができなかったため
④再発防止 危険と判断される場合には停止による安全な降車の徹底を図る
高齢者キットを使用した事故防止教育を実施する
(2) 災害(地震や暴風雨、豪雪など)

2017年度、災害による運行停止はありません。
(3) インシデント(事故の兆候)

2017年度、国土交通省へのインシデントの発生報告はありません。
(4) 行政指導等

2017年度、行政指導等はありません。
4.輸送の安全確保のための取り組み
(1) 関係法令の遵守と安全第一の意識の徹底

 輸送の安全を確保するために遵守すべき事業運営の基本方針の徹底ならびに安全管理規程の改正をはじめ、2016年度の安全マネジメントの取り組み結果と今後の計画について索道係員に説明を行い、安全意識の向上を図りました。
(2) 安全会議の開催

本社管理部門と現業部門における安全推進会議を年3回開催し、点検・検査業務の管理状況を再確認するとともに、安全管理体制上で潜在する危険要因の抽出・改善、良好なコミュニケーションを図るための情報・意見交換を実施し、安全マネジメントに対する意識の向上を図りました。
現場部門での安全推進事業所会議を年4回開催し、日常における安全輸送に関する情報交換、問題点の抽出、イベント期間中における注意事項の確認、各種設備の状況確認を行い安全性の向上を図りました。
(3) 検査・点検業務

 ①始業点検・②営業時の運行確認・③1ヵ月検査・④メーカーによる保守点検・⑤1年検査・⑥年末年始の輸送に関する安全総点検を「整備取扱細則」ならびに国土交通省中部運輸局の通達に基づき、厳正・忠実に実行しました。
(4) ヒヤリハット制度

 ヒヤリハットの有無を毎日確認し、調査表の作成により索道係員の危険感受性を高めるとともに、発生したヒヤリハットに対する事故防止策の策定を行い、索道係員への周知・実行確認により、事故リスクの軽減を図りました。
(5) 安全管理規程の改正
   安全管理規程第25条「業務の受委託」について受委託業務における規則と実態との整合性を図るとともに、業務の受委託の実施方法ならびに受託責任者の責務を簡潔かつ明確にした内容に改正しました。
(6) 社員教育

輸送の安全を確保するために遵守すべき事業運営の基本方針や安全管理、ヒヤリハット事例を活用した危険予知についての研修・教育、また、他施設の事故情報の周知を行い、 安全意識の向上を図りました。
索道技術管理者が国土交通省中部運輸局主催の索道技術管理者研修会に参加をしました。
高齢者体験キットを使用した訓練
高齢者事故防止のため、アルバイトを含めた索道係員が高齢者体験キットを着用し、リフトに乗車することで高齢者の動作の特性などを理解しました。また、事故防止のための意見交換を行いました。
(7) 緊急時対応訓練

 本社管理部門立会いのもと、索道係員一同にて緊急事態発生を想定した救助訓練および情報伝達訓練をそれぞれ年1回実施しました。また、緊急事態発生時における措置系統について、索道係員が迅速かつ的確に対応できるよう、役割の再確認をしました。
(8) 安全のための投資と支出

 安全の維持・向上のため、設備改修工事の5ヵ年計画を策定し、計画に基づき改修工事等を実施しています。2017年度は①油圧シリンダー更新工事②原動滑車振止ガイド更新整備工事を実施しました。
(9) 内部監査

 本社管理部門ならびに監査役による内部監査を実施し、安全確保における取り組み状況のチェックにより、不足事項の指摘を行い、PDCAサイクルの確立を図りました。
5.弊社の安全管理体制

 社長をトップとする安全管理組織を次のとおり構築し、各責任者の責務を明確にしています。また、コンプライアンスマニュアルならびにリスク管理マニュアルを策定し、現場教育における活用やヒヤリ・ハット報告制度、内部監査制度を導入し、社員の危険感受性を高めるなど、日々の業務に反映させております。 → 「安全管理体制図
6.2018年度の計画について
(1) 関係法令の遵守と安全第一の意識の徹底

 輸送の安全に関する法令および関連する規程の遵守と安全第一の意識徹底を図るため、社内研修および社内規則の見直しを行います。
(2) 安全会議

①安全推進会議
本社管理部門による現業部門への教育、安全マネジメントの浸透による意識の向上、安全管理体制上で潜在する危険要因の抽出・改善、情報意見交換等を行います。
②安全推進事業所会議
現業部門による安全管理に関する情報交換、索道施設および安全管理体制の改善案等の意見集約等を行います。
(3) 検査・点検業務

   2017年度と同様に点検及び検査を厳正、忠実に実行します。
(4) ヒヤリハット制度

 ヒヤリハットの有無を毎日確認し、調査表の作成により索道係員の危険感受性を高め事故リスクの軽減を図ります。
(5) 索道係員の教育訓練

 索道係員を各種研修に参加させ、技術及び業務知識の向上を図ります。
(6) 緊急時対応訓練

 本社管理部門立会いのもと、索道係員一同による緊急事態発生を想定した救助訓練および情報伝達訓練をそれぞれ年1回以上実施します。また、緊急事態発生時における措置系統について、索道係員が迅速かつ的確に対応できるよう、役割の再確認を行います。
(7) 安全のための設備投資

 設備の保全と輸送の安全に支障が生じないよう、昨年度策定した5ヵ年整備計画の見直しを行います。なお、本年度においては、次の設備改修工事を行ないます。
工事名 実施予定
可変速機能付制御装置更新工事 2018年6月~7月
制動機油圧ユニット更新工事 2018年6月~7月
(8) 内部監査

 本社管理部門ならびに監査役による内部監査を実施し、安全確保における取り組み状況のチェックにより不足事項の指摘を行いPDCAサイクルの継続を図ります。
7.利用者の皆様の連携とお願い

 弊社では、輸送の安全を確保すべく、さまざまな取り組みを行っておりますが、安全でより快適なサービスを提供させていただくため、皆さまからの忌憚のないご意見をお寄せ下さい。お寄せいただいた声を真摯に受け止め、今後の事業運営に役立てていきます。
また、安全性の向上を図るためには、皆様のご協力が必要となります。リフトご利用の際には、次の事項にご注意下さい。

  1. 乗り方に慣れていないお客様は、索道係員にその旨をお申し出ください。
  2. 足腰の不自由な方は乗車をお断りすることがあります。
  3. 未就学児のお子様は1人での乗車はできません。保護者の方と同乗してください。
  4. 空き缶・煙草の吸殻・その他物品を、乗車中リフトから投げ捨てないでください。
  5. 搬器から飛び降りたり、搬器を揺らさないでください。
  6. 衣類・携帯品・髪の毛などが、施設に巻き付かないように注意してください。
  7. 改札後は係員の指示に従ってください。
8.ご連絡先

安全報告書へのご感想、弊社の安全への取り組みに対するご意見をお寄せ下さい。

〒414-8511
静岡県伊東市渚町2-28
東海自動車株式会社 事業部
TEL:0557-36-1122 FAX:0557-36-2600
E-mail info@izu-station.com


以上
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