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企業情報

安全に関する取り組み状況と今後の計画

 はじめに
 日頃は、㈱東海バスオレンジシャトルをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
 当社は沼津・三島地区を中心に、乗合バス、高速乗合バス、貸切バスの事業を行っております。「安全と安心そして快適な輸送」を目指し、様々な安全対策を講じてまいりましたが2018年2月8日に三島市内の信号機のない横断歩道上で歩行者を撥ね重傷を負わせるという重大事故を発生させてしまいました。深くお詫び申し上げるとともに負傷された方の一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。二度と、こうした事故が起きないように社員一同、最善の対策を実行してまいります。また、この重大事故を受け3月15日を「横断歩道事故撲滅の日」とし全社をあげ、横断歩道事故の撲滅への取組と安全総点検を実施いたしました。
 これまで当社は、新採用運転士の運転技術の向上や、中堅運転士には事故防止・接客を向上させるための取り組みを行い、貸切運転士についても外部講師によるASV装置(先進安全装置)研修などにより安全運転技術の向上を図ってまいりました。また、非対面点呼時のモバイル型アルコールチェッカーの導入を実施し、飲酒状態・健康や体調管理の強化を推進するなど実施してまいりましたが、2018年においては、前年度からの取り組みを継続すると共に、バスロケーションシステムにより正確な運行状況を把握し、運行管理の強化を図ります。また、運行管理者研修を拡充し、点呼執行の重要性を再認識させ厳正な点呼を行います。さらに後付衝突防止補助システム「モービルアイ」を貸切車両に装着し、ハード面からも安全への取り組みを更に充実させていきます。ソフト面では「SAS、脳MRI検査」の実施により運転士健康管理の更なる充実を図ってまいります。
 引き続き、運輸安全マネジメントを推進し適正な運行管理の強化と車両整備の実施に向けて、確実な実行を図ってまいります。何卒、ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
2017年度の取り組み状況
《2017年度 安全目標達成状況》
目標 2017年度
発生件数
2016年度
発生件数
交差点での有責事故を対前年50%以上削減 2(達成) 10
1.事故の発生状況
(1) 法令で定める自動車事故報告規則第2条に該当する事故   5件
(2) その他の車内事故   0件
(3) その他の接触事故  27件
2.教育の実施状況
(1) 総括運行主任研修          (対象者 1名2回受講)
 安全かつ確実な輸送を実現するため、運行管理業務に関する研修を総括運行主任が受講いたしました。
(2) 運行管理者研修           (延べ4回実施 対象者6名受講)
 安全かつ確実な輸送を実現するため、外部講師を招き運行管理業務に関する研修を運行主任に対し実施いたしました。
(3) 運行管理補助者研修         (延べ2回実施 対象者2名受講)
 安全かつ確実な輸送を実現するため、外部講師を招き運行管理業務に関する研修を運行管理補助者に対し実施いたしました。
(4) 主任運転士研修           (対象者 6名全員受講)
 運転士の指導的な立場にある主任運転士を対象に、運行主任の補佐業務、運転士全体の資質の向上、事故防止について指導いたしました。
(5) 初任運転士教育           (対象者 13名受講)
 旅客自動車運送事業運輸規則に基づき、新たに採用された者がプロドライバーとしての自覚、事故の未然防止について教育を受けました。
(6) 初任運転士外部講習         (対象者 13名受講)
 運転技術を向上させるため、新たに運転免許取得支援制度により採用された運転士や経験不足の運転士を対象に外部自動車教習所での技能講習を受講させました。
(7) 貸切初任運転士研修         (対象者 1名受講)
 旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転士に対して行う指導及び監督の指針に基づき初任貸切運転士に対し、指導及び監督を実施いたしました。
(8) 貸切運転士研修           (対象者 13名受講)
 安全かつ確実な貸切輸送を実現するため、外部講師を中心とし、健康管理やASV装置(先進安全装置)の講習を交えた安全運転研修を貸切運転士等に対し実施いたしました。
(9) 新採用運転士半年フォローアップ研修 (対象者 23名受講)
 運転技術や接客など運転士としての基本を再認識するため半年に1度、入社3年以内の者が、プロドライバーとしての自覚、事故の未然防止について研修を受講いたしました。
(10) 安全運転研修            (対象者 13名受講)
 事故惹起者に対し、事故防止の徹底を図るため、事故原因を分析させるとともに安全運転について研修を受講いたしました。
(11) 運転士巡回フォローアップ研修    (6名受講)
 接客サ―ビスをはじめ、運転業務全般について、巡回指導を受けました。
(12) 中堅運転士研修           (対象者 49名受講)
 中堅運転士を対象として、接客サービスの基本を改めて習得することで接客サービスの向上、事故防止について指導いたしました。
(13) 高齢者運転士研修          (対象者 18名受講)
 安全かつ確実な輸送を実現するため、高齢者向けの健康管理を交えた安全運転研修を60歳以上の運転士が受講いたしました。
3.設備投資
(1) 車両の更新
 利便性及び安全性の向上を図るため新車5両を導入いたしました。
                           実績  5両 109,160千円
(2) 車両重整備
 安全運行を確保するため、バスの重整備を実施いたしました。
                           実績 10両  17,791千円
(3) バスロケーションシステムの導入
 運行管理、旅客サービスの向上のためバスロケーションシステムを導入いたしました。
                           実績 68両   6,935千円
(4) モバイル型アルコールチェッカーの導入
 非対面点呼時における運行管理強化のためモバイル型アルコールチェッカーを導入いたしました。
                           実績 10台     900千円
4.安全運動
 安全運動を次のとおり行い、輸送の安全性の向上および交通事故防止に努めました。
(1) 春の全国交通安全運動  4月 6日から 4月15日
(2) 県下安全運転コンクール  4月 1日から 6月30日
(3) 夏の交通安全県民運動  7月11日から 7月20日
(4) 秋の全国交通安全運動  9月21日から 9月30日
(5) 年末の交通安全県民運動 12月15日から12月31日
(6) 年末年始安全総点検運動および早朝点検 12月10日から 1月10日
(7) 横断歩道事故撲滅の日  3月15日から
5.安全に関する会議体
 2017年度安全マネジメント委員会を下記の通り開催し協議検討を行いました。
(1)
第1回 2017年7月28日
 
運輸安全マネジメント報告について
事故事例とその防止について
健康管理について
(2) 第2回 2017年12月26日
 
運輸安全マネジメント目標の進捗状況と対策について
事故事例とその防止について
飲酒運転の撲滅について
労基法・改善基準告知について
健康管理について
(3) 第3回 2018年2月15日
 
2月8日に惹起した重大事故の再発防止について
(4) 第4回 2018年3月30日
 
「横断歩道事故撲滅の日」の反省と改善について
2017年度の運輸安全マネジメント目標の反省について
2018年度の運輸安全マネジメント目標について
(5) 交通安全教室・バスの乗り方教室の開催
 

開催日 2017年5月10日をはじめ20回開催

対象者 幼稚園児、高齢者

内容 路線バスを使用した交通安全教室を開催
6.内部監査
(1)  当社の内部監査は東海バス各社間による相互監査として2017年12月4日に東海自動車管理課同席のもと南伊豆東海バスの監査を受けました。
(2)  2017年12月に実施された内部監査における指摘事項の改善状況について2018年3月7日に東海自動車管理課同席のもと南伊豆東海バスのフォローアップ監査を受けました。
2018年度の取り組みについて
1.今後の計画、輸送の安全に関する目標
(1) 目標の策定にあたって

 2017年1月にアルコール検知器の機能を有効に保持していなかった事案、また2018年2月8日に信号機のない横断歩道を横断する歩行者を撥ねる重大事故を発生させてしまいました。これを反省し、二度と同様の事故を起こさないようこれまで以上様々な安全対策に取り組むことといたしました。
 一方で2017年度に当社で惹起した事故の特徴としては車庫・駐車場内での事故が多く、前年度に比べても大幅に増加している状況です。車庫・駐車場内は狭い場所が多く、後退運転をすることも多いことから事故が発生しやすい環境にあり、事故数削減のためには特に注意が必要な場所であると考えます。
 こうした状況を踏まえ当社の2018年度の目標は「横断歩道事故撲滅」「車庫・駐車場内事故の50%削減」「飲酒運転撲滅」といたしました。
(2) 重点施策
 
輸送の安全確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令および安全管理規程を遵守します
輸送の安全確保に関する費用支出と投資を行うよう努めます
内部監査を実施し、安全対策の向上に努めます
情報の連絡体制を確立し、社内における情報の伝達と共有を行います
教育及び研修に関する計画を策定し実施します
(3) 目標
 
横断歩道周辺における人身事故0を達成します
駐車場、車庫、ロータリーでの有責事故について対前年50%以上削減を達成します
飲酒運転の撲滅
(4) 具体的な実践項目
 
統一スローガン「横断歩道事故の撲滅」と「飲酒運転の撲滅」の周知と徹底
信号機の無い横断歩道では徐行し左右の人の有無を確認、人がいる時は必ず停車の実施
イエローストップの確実な実施
運行管理の強化(バスロケーションシステムを利用した運行状況の把握)
運転士の健康や体調管理の強化(「SAS検査」・「脳MRI検査」の実施、厳正な点呼の実施)
事故分析に基づく的確な対応策の立案と実施
ドライブレコーダーを利用した運転士教育の実施
ヒヤリハット情報を活用した予防策の立案と実施
飲酒運転防止対策マニュアルに基づく指導の徹底
車内事故防止の実施(後部座席シートベルト着用等)
始業・終業点検の完全実施
月別注意事項の策定および実施
運輸安全マネジメントに基づく内部監査の実施
階層別の運転士研修の実施
主任運転士会議の実施と班制度を活用した情報伝達
安全マネジメント委員会の開催
添乗指導の実施
事故防止、飲酒運転防止、接客向上等についての共通認識を醸成するための個別面談の実施
定期的な早朝点検の実施
2.輸送の安全に関する計画
(1) 研修計画

安全に関する目標を達成するため、次のとおり東海バスグループの研修に参加します。

 (ア) 総括運行主任研修
 (イ) 運行主任研修
 (ウ) 運行管理補助者研修
 (エ) 主任運転士研修
 (オ) 初任運転士研修
 (カ) 初任運転士外部講習
 (キ) 貸切初任運転士研修
 (ク) 貸切運転士研修
 (ケ) 新採用運転士フォローアップ研修
 (コ) 省燃費運転研修
 (サ) 安全運転研修
 (シ) カスタマーサービス向上研修
 (ス) 巡回フォローアップ研修
 (セ) 接客研修
 (ソ) 高齢運転士研修

安全運転と接遇向上を目的とした添乗指導と街頭指導、個人面談指導を実施します。
メーカーによる車両保守の講習を実施します。
積雪・凍結時に対応するためのチェーン講習を実施します。
(2) 設備投資

車両の更新
 安全性向上と旅客サービスのため新車6両を導入いたします。
予算: 6両   148,500千円

車両重整備
 安全運行を確保するため、バスの重整備を実施いたします。
予算: 12両    26,600千円

後付衝突防止補助システム「モービルアイ」の導入
 安全性強化を図るため貸切車両に後付衝突防止補助システムを導入いたします。
予算: 9両    1,800千円
(3) 安全運動

 安全運動を次のとおり行い、輸送の安全性の向上および交通事故の防止に努めます。
春の全国交通安全運動  4月 6日から 4月15日
県下安全運転コンクール 
 4月 1日から 6月30日
夏の交通安全県民運動
 7月11日から 7月20日
秋の全国交通安全運動
 9月21日から 9月30日
年末の交通安全県民運動 12月15日から12月31日
年末年始安全総点検運動および早朝点検 12月10日から 1月10日
横断歩道事故撲滅の日  3月15日
(4) 安全マネジメント委員会

 安全統括管理者の考え方を全ての従業員に徹底することを目的として、安全マネジメント委員会を年2回以上開催いたします。
  以 上
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